Snipping Toolで撮影したスクショの保存先と変更設定

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Snipping Toolで撮影したスクショの保存先がわからず、画像を探し回った経験はありませんか?

結論から言えば、Snipping Toolの保存先はデフォルトでは「ピクチャ」フォルダ内に保存されますが、使い方によっては保存先を変更・指定することも可能です。

この記事でわかること
  • Snipping Toolの保存先の初期設定と確認方法
  • 保存先を変更・指定する方法
  • 保存トラブルの原因と対処法

実際、私も以前はスクリーンショットがどこにあるのか迷い、何度もキャプチャを取り直す羽目に…。

でも保存先の仕組みを理解してからは、作業効率がぐっと上がりました。

「どこに保存されたの?」という小さなストレスを解消することで、日々の作業がもっと快適になりますよ。


もし、Snipping Toolの使い方に迷ったら、まずは使い方完全ガイドで基本操作と全体像をチェックしておくと安心です。

この記事を書いた人

管理人紹介

当ブログの管理人「まちだ」です。

  • 電機メーカーの元SE
  • UNIX歴5年、Windows歴25年
  • 月間100,000PVのサイトを運営
  • ウェブ解析士
  • Google アナリティクス認定資格
目次

Snipping Toolの保存先とは?初期設定の仕組み

Snipping Toolは手軽にスクリーンショットを撮れる一方で、「どこに保存されているのかわからない」「保存先を変更したいのに設定が見当たらない」という声をよく耳にします。

ここでは、Snipping Toolの保存先に関する初期設定や仕組みについて詳しく解説します。

後半では、保存先の変更・指定方法についても紹介しますので、まずは現在の仕様を正しく理解しておきましょう。

また、保存場所を指定する前に、あらかじめSnipping Toolの起動方法もチェックしておきましょう。

Snipping Tool(スクショ)のデフォルト保存場所

Snipping Toolでスクリーンショットを撮影した際、特に何も操作しなければ、画像は自動的に「ピクチャ > スクリーンショット」フォルダに保存されます。

Snipping Toolの保存先

この動作は、Windows 11以降のSnipping Toolが「自動保存」機能を備えているためです。

従来のSnipping Tool(Windows 10まで)では、自動保存ではなく「名前を付けて保存」操作が必要でした。

つまり、Snipping ToolのバージョンやWindowsの設定によって、スクリーンショットの保存挙動は大きく変わるのです。

うまく保存できないときは、ツール自体に問題がある場合があります。バージョンの確認とアップデート方法を確認してください。

「Pictures\Screenshots」フォルダに保存される理由

この保存先が選ばれている理由は、Windowsにおけるスクリーンショットの管理を「ピクチャ > スクリーンショット」フォルダ」内で行うよう設計されているためです。

Snipping Toolだけでなく、Windowsキー+PrintScreenで撮影したスクリーンショットもこの「Screenshots」フォルダに保存される仕様になっています。

統一された保存場所があることで、ユーザーが画像ファイルを迷わず見つけられるメリットがありますが、一方で「クラウドに同期したくない」「特定のプロジェクト用フォルダに保存したい」といった柔軟性に欠ける点もあります。

自動保存設定の有無と挙動の変化

Snipping Toolには「キャプチャ画像を自動的に保存する」オプションがあり、これがオンになっている場合は、自動的に上記のScreenshotsフォルダに保存されます。

この設定がオフになっていると、自動保存は行われず、キャプチャの撮影後に「名前を付けて保存」の操作が必要になります。

ここで注目すべきポイントは、一度保存したフォルダが次回以降のデフォルト保存場所になるという点です。

つまり、自動保存をオフにすることで、結果的に「保存先を指定・変更」できるようになるのです。

この仕様を正しく理解しておくことで、自分の使い方に合ったSnipping Toolの活用が可能になります。

その都度、Snipping Toolの保存先を変更(自動保存をOFF)

Snipping Toolの「保存先を変えたい」と思っても、設定画面に保存先を直接指定する項目はありません。

しかし、自動保存をOFFにすることで、間接的に保存先を変更できる仕様になっています。

文章だけではイメージしにくいので、実際にSnipping Toolの設定画面から自動保存をOFFにする手順と、その効果について詳しく解説します。

【手順】「スクリーンショットを自動的に保存する」をOFFにする手順

Snippping Toolを起動して画面右上のをクリック

Snipping Toolの保存先

設定を選択

Snipping Toolの保存先

元のスクリーンショットを自動的に保存するをオフにしてください。

Snipping Toolの保存先

上記の設定によって自動保存設定をOFFにすると、撮影したキャプチャ画像はいったんSnipping Toolの編集画面に表示されます。

そして、名前を付けて保存ボタンによってユーザーがその都度、任意のフォルダへの保存先が指定可能です。

Snipping Toolの保存先

OFFにするとなぜ最後に保存した場所を覚えるようになるのか

一度「名前を付けて保存」で任意のフォルダを選択して保存すると、Snipping Toolは、その保存場所を“記憶”します。

以後、再度スクリーンショットを撮った際にも、同じフォルダが保存先としてデフォルトで表示されます。

つまり、明示的に「保存先を指定する機能」はないものの、実質的に保存先をコントロールできるようになるわけです。

実体験:毎回自分で保存先を選びたい派の私の感想

私自身、スクリーンショットを用途別にフォルダ分けして保存しているため、毎回「名前を付けて保存」したい派です。

自動保存がオンのままだと、いちいち「Screenshots」から移動する手間がかかっていたので、設定をOFFにしてからは作業効率がグッと上がりました。

以前は、スクリーンショットを撮る際、保存先をいちいち指定していました。

面倒で、うっかりミスで保存場所を見失うことも多かったです。しかし、保存先を明確に決められるので、資料整理でフォルダを細かく分けたいときには意外と便利だと感じました。

改善点としては、保存先のデフォルト設定をカスタマイズできればさらに効率的かなと思います。それでも、シンプルで直感的な操作は忙しい日常で助かっています。

Snipping Toolの保存先を固定する方法(自動保存ON+フォルダ指定)

Snipping Toolでは、「保存先を指定したい」「毎回同じフォルダに保存したい」というニーズが多くあります。

そうしたリクエストを受けて最新バージョンでは保存先を明示的に固定設定するオプションが存在します。

以下では、その方法を紹介します。

Snippping Toolを起動して画面右上のをクリック

Snipping Toolの保存先

元のスクリーンショットを自動的に保存するをオンにした状態で、スクリーンショットの保存先の「変更」をクリックします。

Snipping Toolの保存先

保存先フォルダを指定しましょう。

Snipping Toolの保存先

よくある質問(FAQ):

ここまでは具体的な方法を一通りお伝えしてきましたが、その他にも細かい疑問や迷いやすいポイントがいくつかあります。

そこで以下では、よくある質問をFAQ形式でまとめました。


Snipping Toolの設定に「自動保存」オプションが表示されません。なぜですか?

お使いのSnipping Toolが古いバージョンである可能性があります。Windows 11の最新ビルドで提供されるバージョン(例:v11.2307以降)には「自動保存」オプションが搭載されています。
Microsoft Storeを開いて「Snipping Tool」と検索し、アプリを最新バージョンにアップデートしてください。

「名前を付けて保存」で保存先を選んでも、次回起動時に別のフォルダになります。

Snipping Toolで「名前を付けて保存」を繰り返し、同じフォルダに数回保存することで、保存先が定着する傾向があります。

「Screenshots」フォルダを削除したら、エラーが出て保存できなくなりました。

Windowsは「ピクチャ > Screenshots」フォルダを基準に自動保存する仕様です。このフォルダを削除すると、Snipping Toolの自動保存先が失われ、保存エラーの原因となります。Windowsキー+Eキーでエクスプローラーを表示させて「ピクチャ」フォルダ内に「Screenshots」という名前の新しいフォルダを作成してください。再起動後、正常に保存されるようになります。

Snipping Toolで撮った画像をOneDriveに自動で保存する方法はありますか?

Snipping Tool単体ではOneDriveへの保存先設定はできませんが、Windows側のスクリーンショット設定でOneDriveを連携することは可能です。

  1. タスクバーの通知領域からOneDriveのアイコンを右クリック
  2. 「設定 > バックアップ > スクリーンショット」を選択
  3. 「PCのスクリーンショットをOneDriveに自動保存」にチェックを入れる

この設定により、Snipping Toolの画像もOneDriveに自動保存されるようになります(自動保存ON時)。

まとめ:Snipping Toolの保存先

Snipping Toolの「保存先」については、設定項目が一見見つかりにくいために、多くのユーザーが疑問や不便を感じています。

しかし、仕様を理解し、少し工夫することで、自分の使い方に合った保存運用が可能です。

  • 毎回任意の場所に保存したい人:自動保存OFF+「名前を付けて保存」で使用
  • 同じフォルダに一括保存したい人:自動保存ON+フォルダ指定

作業効率を上げたい方やスクリーンショットを用途ごとに整理したい方にとっては自動保存OFF+名前を付けて保存の運用がベストな選択肢です。

一度設定しておけば、次からは迷うことなく目的のフォルダに保存できるようになるので、ぜひ試してみてください。


メモ帳をもっと便利に使いこなしたい方には、使い方完全ガイドをご用意しました。

スクリーンショットや文字抽出などの便利機能がこれ一つでよくわかります。

ぜひ一度、Windowsの標準機能を使ってみま専科?

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この記事を書いた人

まちだのアバター まちだ ブログ管理人

私はもともと、某電機メーカーでSEとして勤務しており、公共機関向けのシステム開発にも携わっていました。

このブログでは、Windowsの標準機能だけを使って、「できるだけ簡単に」「できるだけムダなく」パソコンを使いこなすコツを紹介しています。

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