「やろうと思っていたのに、うっかり忘れてしまった…」そんな経験はありませんか?
Windowsの付箋アプリ(Sticky Notes)には、色を自由に変更できる機能があります。
例えば「今月中にやることは赤やオレンジなどの暖色系」「終わったことはグレーや薄い黄色などの淡色系」と決めておけば、パソコンを開いたときにタスクの進捗がひと目でわかります。
この記事では、シニア世代におすすめの 「暖色=やること」「淡色=済んだこと」 という色分けルールを中心に、生活や健康管理に役立つ具体的な活用法をご紹介します。
- Windowsの付箋で色を変更する方法
- 色を使い分ける効果的な活用例
- 作業効率アップにつながるちょっとした工夫
私も以前、すべて同じ色の付箋を使っていたときは、どれが急ぎの案件かすぐに判別できずストレスが溜まりました。
色分けを一度試してみると、「赤は緊急」「青はアイデア」といった自分ルールが自然にでき、気分も切り替えやすくなります。
シンプルなのに効果大のWindows付箋の色変更、きっとあなたのデスクワークを快適にしてくれますよ。
👉 公式ヘルプには載っていない“実際に使って気づいた活用方法”も解説します。
本記事の内容は、Windows 11の付箋を前提にしていますが、画面構成や機能はプログラム更新で変更される場合があります。詳しい仕様は、Microsoft公式サポートや付箋のトラブルシューティングをご確認ください。

管理人紹介
当ブログ管理人の「まちだ」です。
- 電機メーカーの元SE
- UNIX歴5年、Windows歴25年
- 月間100,000PVのサイトを運営
- ウェブ解析士
- Google アナリティクス認定資格
付箋の色変更で“やること”と“済んだこと”を分けるメリット

Windowsの付箋は、ちょっとしたメモを残すだけでなく、色を使い分けることで「これからやること」と「もう終わったこと」を整理できる便利な道具です。
紙の付箋に赤ペンや青ペンで印をつける感覚に近く、シニア世代にもなじみやすい仕組みです。色のルールを決めておけば、毎日の生活の中で「忘れてた!」を大幅に減らすことができます。
色をルール化するだけで、日常の小さな予定管理がぐっとラクになります。
色が視覚的に注意を引くので忘れにくい
赤やオレンジといった暖色系は、自然と目に入りやすい色です。
例えば「電気代の支払い」「整形外科の診察日」など大事な予定を暖色系で表示しておけば、パソコンを開いた瞬間に視線がそこに向かい、忘れるリスクを減らせます。予
定表や手帳を確認する習慣がなくても、画面に色があるだけで自然に意識できるのがポイントです。
タスク管理がシンプルになり混乱しない
年齢を重ねると、頭の中で複数の予定を同時に覚えておくのは大変です。病院、町内会、公共料金の支払い、趣味サークル……どれを済ませて、どれが残っているのかを整理するだけでも一苦労。
そんなときに「未処理=赤やオレンジ/済んだこと=グレーや淡い黄色」とルールを決めると、色を見るだけで状況がわかるので混乱が減ります。
手帳やカレンダーに細かく書かなくても、シンプルに管理できるのが魅力です。
終わったことを淡色にすることで達成感が得られる
予定が終わったら、付箋の色を淡い色に変える──この小さな操作が意外と大きな効果を生みます。
たとえば「薬を受け取った」「水道代を支払った」といった日常のタスクが淡いグレーに変わるだけで、安心感と達成感が得られます。
シニア世代にとって、目に見える形で「今日はこれだけ済ませた」と確認できることは、心の安定にもつながります。まるで紙の家計簿に「済」のハンコを押すような気持ちよさです。
付箋の色を変更する方法 | Sticky Notesをもっと見やすく使う方法

付箋アプリはWindows 10・11に標準搭載されており、色変更の方法はとてもシンプルです。
付箋の右上にある…(三点リーダー)をクリックします。

「色」メニューが表示され、黄色・緑・青・紫・など複数のカラーバリエーションから選べます。
お好きな色をクリックしてください。

そうすると、変更した色が付箋に反映されます。

私はアイデアメモはグレー、緊急の内容はピンクにしています。
バージョンによる違いと注意点
実は、Windows付箋の色変更はバージョンによって挙動が少し異なります。
- Windows 7時代の付箋
デスクトップに直接貼り付ける仕様で、右クリックから色変更が可能でした。シンプルですが、現在はサポート対象外です。 - Windows 10初期バージョン
Sticky Notesがアプリ化され、色変更はメニューから選ぶ形式になりました。ただし色数は限られていました。 - Windows 11最新バージョン
UIがモダン化され、選べる色数が増加。さらにOneNoteやOutlookとの連携も進んでおり、色分け+クラウド同期が可能です。
注意点として、古いWindowsを利用している場合、最新のSticky Notesの機能が反映されていない可能性があります。
Microsoft Storeでアップデートを確認しておくことをおすすめします。
色分けのおすすめ活用シーン

単に「好きな色を選ぶ」だけでも便利ですが、あらかじめ自分なりのルールを決めて色分けすることで、付箋の効果は倍増します。
人間は文字情報よりも色のほうが瞬時に認識できるため、脳の負担を減らしつつ、整理力と作業効率を高められます。
公共料金の支払い管理に
電気・ガス・水道代などの支払いは、毎月決まったタイミングでやってきます。もし忘れてしまうと延滞や再請求につながり、余計な手間がかかってしまいます。
付箋に「10/25 電気代支払い」と入力し、支払い前は赤やオレンジにしておきます。
そして支払いが済んだら淡いグレーや黄色に変更。これだけで「まだか」「終わったか」が一目でわかります。
通院や検診予定の整理に
定期的な診察や健康診断は、忘れずに受けることがとても大切です。
付箋に「11/2 内科 14:00」などと入力し、通院前は暖色系に設定しておけば、パソコンを開いたときに必ず目に入ります。
診察が終わったら、すぐに淡色に変更することで「終わった安心感」も得られます。
プライベートのカテゴリ別に色分け
家庭や趣味の情報を整理するにも色分けは有効です。
特に仕事用とプライベート用のPCを兼用している場合、カテゴリが混在しがちですが、色で仕分けすれば一目で判別できます。
- 黄色:買い物リストや家事メモ
- 緑:趣味・アイデアメモ(旅行プラン、映画リストなど)
- 紫:健康関連(運動ログ、通院予定など)
👉 例えば夕方にPCを開いたとき、緑の付箋を見れば「今日のランニングメニュー」をすぐに確認できる、といった具合です。
町内会や趣味サークルの予定に
シニア世代にとって、地域活動や趣味仲間との交流は大切な生活習慣のひとつです。
たとえば「10/30 囲碁クラブ」「11/5 町内清掃」といった予定を付箋に書き、行く前はピンクやオレンジで表示。参加が終わったら淡色に変えるだけで、予定の管理がとてもラクになります。
予定が色で整理されていれば、「忘れて欠席してしまった…」という失敗も防げます。
勉強や資格試験の学習管理に色分け
学習計画を立てるときも、色は強力な武器になります。単調な学習計画がカラフルに整理されることで、モチベーション維持にもつながります。
- ピンク:暗記項目(単語、公式、用語集など)
- 青:演習・計算問題の記録
- 赤:試験日や課題提出など「締め切り系」タスク
紙のカレンダーや手帳を開かなくても、パソコンの画面上で確認できるのは大きなメリットです。
私のおすすめ!Windows付箋の色分けルール

Sticky Notesを毎日使ってみて、最終的に落ち着いたのがこのルールです。ポイントは「色を多くしすぎないこと」です。
付箋の色分けは便利ですが、やり方を間違えるとかえって見づらくなったり、混乱のもとになることもあります。
ここでは、シニア世代でも使いやすく、無理なく続けられる色分けのコツと注意点を紹介します。
3色に絞ると管理がぐっとラクになります。
- 黄色(ベースカラー)=アイデアやひらめきメモ
思いついたことを気軽に書く用。軽いメモはここに集約。 - 青(冷静カラー)=日常タスク
やるべきこと(買い物・連絡・事務作業など)は青で統一。淡々と処理できるイメージ。 - 赤(アラートカラー)=期限付き・重要タスク
提出日や会議準備など「忘れたら困ること」は赤一択。デスクトップを開いた瞬間に目に飛び込むように配置。
運用のコツ
付箋の色を変えるだけでは整理効果は半分しか発揮されません。
色分けのルールを決めても、使い方があいまいだと結局ごちゃごちゃしてしまい「結局見づらい…」となりがち。
そこで、実際に試してみて効果を感じたシンプルな運用のコツを紹介します。
- 一日の始まりに色別に並べ替える
黄色(アイデア)は右上、青(通常タスク)は左、赤(緊急タスク)は中央と、配置にも一工夫。 - 夜に青と赤だけチェックして消す
黄色は残しておいてOK。青と赤は毎日処理することで「終わらせる習慣」がつきます。 - 1色の付箋を増やしすぎない
同じ色の付箋が10枚以上になると混乱するので、古いものは整理かアーカイブ。
👉 学習机の上に貼る付箋のような感覚でデスクトップに並ぶので、「勉強モード」に入りやすくなるのもメリットです。
色の心理効果を活用
色にはそれぞれ心理的な効果があります。目的に合わせて色を選ぶと、モチベーションや集中力にもプラスの作用があります。
- 青:冷静さ、集中力を高めたいときに最適
- 緑:安心感やリラックス効果があり、アイデア出しに向いている
- 赤:緊張感や注意を促す効果があり、締め切り管理におすすめ
- 黄色:明るさや楽しさを演出し、日常の小タスクにぴったり
このように、自分なりのルールを決めて使うことで、付箋がただのメモ以上の「情報整理ツール」に変わります!
ぜひお試しください。
実際に使って気づいたこと
実際にSticky Notesを毎日使っていると、以下のような“公式ヘルプには載っていない気づき”がありました。
- 色の選択は少ないが十分
派手すぎない落ち着いた色が多いため、長時間表示しても目が疲れにくいと感じました。 - 暗い壁紙には明るい色が合う
デスクトップの壁紙が黒系だと、黄色やピンクの付箋がとても見やすいです。逆に白系の壁紙には青や緑の付箋が映えます。 - 複数色を同時に使うと管理がラク
1つの色しか使わないと結局ごちゃごちゃします。最低でも2〜3色を組み合わせて使うと、整理効果を実感できます。
よくある失敗と対処法

付箋の色変更はシンプルな操作ですが、実際に使っていると「思った通りに保存されない」「色が反映されない」といった小さなトラブルに出くわすことがあります。
特に仕事や勉強で複数の付箋を管理していると、こうした不具合が積み重なってストレスになることも少なくありません。
ここではユーザーがつまずきやすいポイントと、その解決策をまとめました。同じ失敗を繰り返さないためにも、一度チェックしておくと安心です。
「色を変えたのに保存されない」
Sticky Notesは自動保存される仕組みですが、まれに同期エラーが発生することがあります。
その場合は Microsoftアカウントに再ログイン すると解決することが多いです。
「色が選べない/少ない」
古いバージョンを使っている可能性があります。
Microsoft Storeで最新アップデートをインストールしてください。
「デスクトップがカラフルすぎて逆に見づらい」
色を使いすぎると混乱します。最初は 3色に限定してルール化 するのがおすすめです。
この記事の関連リンク

この記事で解説した機能をより深く理解し、実際の作業で効率的に活用するため、基本~応用ワザをまとめてカタログ形式にした記事を用意しました。
Windows標準機能を使った作業効率化のノウハウが身に付きます。
そして、上記で紹介した関連記事はこちらです。
今日の理解度チェック【Windows 付箋の色変更編】

あなたがこの記事を読んで理解できたか、ちょっと確認してみましょう!
今日はクイズ形式にしてみました。
ザックリと記事の内容を振り返ることができる内容になっています。
Q1. Windows付箋の色を変える最大のメリットはどれでしょう?
A. デスクトップがカラフルになって楽しい
B. タスクやカテゴリを直感的に整理できる
C. 壁紙の色を勝手に変更してくれる
👉 正解:B
Q2. 付箋の色を変更する操作はどこから行いますか?
A. 付箋を右クリック → 「プロパティ」
B. スタートメニュー → 設定 → 個人用設定
C. 付箋右上の「…(三点リーダー)」メニュー
👉 正解:C
Q3. デスクトップの壁紙が暗い場合、見やすい付箋の色は?
A. 黒やグレーなどの暗色系
B. 黄色やピンクなどの明るい色
C. どんな色でも同じ
👉 正解:B
Q4. 色を変えたのに保存されない場合の対処法は?
A. Microsoftアカウントに再ログインする
B. PCを強制終了する
C. 壁紙を別の色にする
👉 正解:A
Q5. 色を使いすぎて逆に見づらいときの改善策は?
A. すべて同じ色に統一する
B. 2〜3色に限定してルール化する
C. もっと色を増やしてカラフルにする
👉 正解:B
FAQ:「Sticky Notes(Windows 付箋)の色変更」に関するよくある質問

ここまでは具体的な方法を一通りお伝えしてきましたが、その他にも細かい疑問や迷いやすいポイントがいくつかあります。
そこで以下では、よくある質問をFAQ形式でまとめました。
- Windows 11で付箋の色は何色選べますか?
-
黄色、緑、青、紫、ピンク、グレー、黒の7色から選べます。

- デフォルトの色を変更できますか?
-
残念ながら「常にこの色で作成」という設定はありません。最後に選んだ色で新規作成されます。
- スマホ版の付箋アプリでも色変更できますか?
-
iPhone/AndroidのOneNoteアプリと同期できますが、色変更はPC版のみ対応です。
- ショートカットキーで色を変えられますか?
-
現在ショートカットは用意されておらず、手動でメニューから選ぶ必要があります。
- 会社PCの付箋は同期できますか?
-
Microsoftアカウントでログインすれば同期できますが、企業ポリシーで制限されている場合は注意してください。
- 付箋の色は自分で自由にカスタマイズできますか?
-
現状は「プリセットの色」から選ぶ方式です。完全に自由なカラーピッカーは用意されていません。将来的にアップデートで追加される可能性はあります。
- 付箋を閉じても色は保存されますか?
-
はい、保存されます。アプリを終了しても、次回起動時に同じ色で表示されます。
- 付箋を大量に使うと動作が重くなりますか?
-
数十枚程度なら問題ありません。ただし100枚以上になると起動が遅くなる場合があります。その場合は不要な付箋をアーカイブするのがおすすめです。
まとめ:Windows 付箋の色変更と活用例 | 色のルール化で「忘れない生活」

Windows付箋は、ただのメモ機能ではなく「色を変える」ことで日常生活の整理に大きく役立ちます。特にシニア世代にとっては、予定ややることを頭の中だけで覚えておくのは負担になりがちです。
そこで、「やること=暖色系」「済んだこと=淡色系」というシンプルなルールを導入すれば、タスクを色で直感的に把握できます。支払い・通院・町内会の予定などを一目で見分けられるようになり、うっかり忘れを防止できます。
- 色分けで視認性が高まり、作業効率アップ
- バージョンごとに仕様が異なるので最新アップデートを確認
- 自分なりのルールを決めると混乱せず長続きする
色のルール化は、シンプルながら効果的な“忘れない生活”の第一歩です。この記事を読んだらぜひ、デスクトップの付箋を色分けしてみてください。
ちょっとした工夫で、毎日のタスク管理がぐっと快適になりますよ。
Windows 付箋(Sticky Notes)をもっと便利に使いこなしたい方に向けて、使い方完全ガイドをご用意しました。
基本から応用まで、この記事一つで使い方がよくわかります。


Windowsの便利機能で遊ぶのは、テレビを観るより楽しいですよ!

