俳句作りや町内会の議事録作成にも!Windows メモ帳の使い方はあなた次第

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「メモ帳なんて単純すぎて使い道がない」──そう思っていませんか?

実は、Windowsパソコンに最初から入っているメモ帳は、幅広い世代の生活や趣味を支える“万能ノート”として大活躍します。

使い方はまさに、あなた次第!

例えば、四季の移ろいを感じながら一句ひねる俳句や短歌作り。思いついた言葉をその場で打ち込み、後から推敲できるので、紙のメモよりも整理がしやすいのです。

また、地域活動で欠かせない町内会の議事録や趣味サークルの打ち合わせも、メモ帳を使えばシンプルに記録できます。文字装飾などの余計な機能がないぶん、発言や決定事項をスッと打ち込めるので、会合後のまとめもラクになります。

もちろん、買い物リストや通院メモ、孫へのメッセージ下書きなど、日常のちょっとした記録にも便利。シンプルだからこそ使い方は自由自在で、生活のさまざまな場面にフィットします。

この記事では、シニア世代の暮らしに役立つWindowsメモ帳の使い方を具体例とともに紹介します。あなたの生活をもっと楽しく、もっと便利にするヒントがきっと見つかりますよ。

なお、当ブログではその他の標準機能であるペイントSnipping Tool(切り抜きツール)Windows付箋に関する使い方も詳しく紹介しています。こちらもぜひご覧ください!

この記事を書いた人

管理人紹介

当ブログ管理人の「まちだ」です。

  • 電機メーカーの元SE
  • UNIX歴5年、Windows歴25年
  • 月間100,000PVのサイトを運営
  • ウェブ解析士
  • Google アナリティクス認定資格
目次

Windowsメモ帳はシニアにこそ便利な理由

Windowsメモ帳は、見た目も機能もシンプル。

だからこそ「難しい操作は苦手」というシニア世代にぴったりのツールです。余計な機能が少なく、立ち上げればすぐに文字が入力できるため、「紙のメモを取る感覚」で使えます。

ここでは、なぜメモ帳がシニア世代に向いているのかを具体的に見ていきましょう。

シンプルで迷わず使える安心感

メモ帳には複雑なメニューや設定がほとんどありません。起動してすぐに文字が入力できるので、操作に迷うことがありません。

「とりあえず思いついたことを書いておく」──この気軽さが、シニア世代にとって大きな安心感につながります。

紙のメモより探しやすく整理しやすい

紙のメモは書いたあとにどこへ置いたか忘れてしまうこともあります。

メモ帳なら、パソコン内にデータとして残るので探しやすく、まとめて管理できます。フォルダごとに分けたり、日付をつけて保存するだけで、町内会の記録や買い物メモもすぐに見つけられます。

大きな文字でも保存できるので目に優しい

年齢を重ねると、小さな文字はどうしても見づらくなります。

メモ帳は標準フォントの変更が可能なので、大きな文字に設定すれば読みやすく、長時間使っても目の負担が少なくて済みます。

「自分に合った文字サイズで記録できる」点は、シニア世代にとって特に嬉しいポイントです。

趣味の時間に役立つメモ帳活用法

メモ帳は事務作業だけでなく、趣味の時間をより豊かにしてくれるツールでもあります。

シニア世代の方に人気の俳句や短歌、日記なども、メモ帳を使えば気軽に取り組めるようになります。思いついたときにサッと書き留められるのが大きな魅力です。

思いついた俳句をすぐ書き留める

散歩の途中やテレビを見ていて、ふと浮かんだ言葉を忘れないうちに残すのにメモ帳は最適です。

紙のメモだとどこに書いたか忘れてしまうことがありますが、メモ帳ならファイル名を「俳句メモ」として保存すれば安心。

後から推敲もしやすく、季節ごとにフォルダを分けて整理すれば、作品集のようにまとめられます。

日記の作成に活用

毎日の出来事や感じたことを日記として残すのにも、メモ帳は最適です。紙の日記帳だと続けにくいと感じる方も、メモ帳なら気軽に数行だけでも入力できます。

フォルダごとに「2025年日記」「4月日記」といった形で整理すれば、後から振り返るのも簡単。文字サイズを大きくしておけば読みやすく、長く続けやすいのもメリットです。

「今日は何をしたか」「どんな気持ちだったか」を残しておくだけで、毎日の生活に張り合いが生まれます。

エッセイの下書きにも活用

「少し長めの文章を書いてみたい」というときにも、メモ帳は便利です。

ワープロソフトのように機能が多すぎないので、純粋に文章を書くことに集中できます。短歌のリズムを確認したり、エッセイの下書きをしたりするのにぴったり。

文字数を気にせず自由に書き連ねられるのも安心感につながります。

それではいよいよ、メモ帳の各機能の使い方を見ていきましょう!

メモ帳の使い方|Windows11の基本操作をやさしく解説

以前のWindowsに慣れている方や、パソコンにあまり詳しくない方にとっては、「どこにあるの?」「どうやって使えばいいの?」と戸惑うこともあるかもしれません。

そこで以下ではWindows11のメモ帳の使い方を、基本の起動方法からはじめて、フォントのカスタマイズや自動保存の方法まで、順を追ってやさしく解説していきます。

それではさっそく、基本の起動方法を見ていきましょう!

Windows11でメモ帳を起動する方法

Windows11では、メモ帳アプリの起動方法がいくつかあります。

使いやすい方法を知っておくと、いつでも素早くメモを取れるようになります。

具体的には次の3つが挙げられます。

  • スタートメニューからの起動
  • 検索バーで「メモ帳」と入力
  • タスクバーへのピン留め方法

1. スタートメニューから起動する方法

  1. タスクバー左下の「スタートボタン(Windowsのロゴ)」をクリック
  2. 「すべてのアプリ」を開く
  3. あいうえお順の「ま」までスクロールし、「メモ帳」をクリック

2. 検索バーから起動する方法

  1. スタートメニューの横にある「検索バー(虫眼鏡マーク)」をクリック
  2. 「メモ帳」と入力
  3. 検索結果から「メモ帳」をクリックすれば起動完了

3. タスクバーにピン留め(最もおすすめ)

よく使う方は、検索結果で「メモ帳」の上にカーソルを合わせ、右クリック→「タスクバーにピン留め」を選んでおくと、次回以降はワンクリックで起動できます。

上記のなかでも一番のおススメは「タスクバーへのピン留め方法」です。

こんな感じでメモ帳のアイコンがタスクバーに表示されます。クリック一発なのでめちゃくちゃ便利です。

こうした起動方法については↓の記事で詳しく解説しています。

メモ帳で文字を入力・編集する基本の操作

メモ帳の最大の魅力は、シンプルで直感的に使えるところです。

基本的な編集操作を確認しておきましょう。

  • 文字入力:開いた画面にそのままタイピングするだけでOK。保存前でも自由に入力できます。
  • 改行:Enterキーで改行できます。連続して改行することで余白も作れます。
  • コピー・貼り付け
    • コピー:Ctrl + C
    • 貼り付け:Ctrl + V
    • 元に戻す:Ctrl + Z

とくに、コピー・貼り付けといった操作は頻繁に使う機能です。そのショートカットはぜひとも頭に入れておきたいところ!

しかもメモ帳だけでなく、ExcelやWordなどの他のソフトにも共通してる変えるなので、覚えておいていて損はありません。

そこでショートカット一覧をご用意しました。ぜひご活用ください。

また、文字入力で「改行できない!」とお困りの方も意外に多くいます。

このトラブルの多くは、「自動改行(折り返し)機能」が無効になっていたり、そもそも改行キーの挙動に対する誤解から起こるものです。

しかし、数ステップで改善可能です!以下の方法を試してみてください。

また、文字の入力・編集において、文字数の確認方法も知っておくと重宝します。

意外に知られていない機能ですが、ぜひ使ってみてください。

メモ帳でファイルを保存・開く方法

保存と読み込みの方法も、慣れておくと便利です。

とくに初回保存時の形式選びには注意が必要です。

基本的な保存方法と自動保存

メモ帳で入力した内容は、そのままでは一時的な状態です。

パソコンを再起動したり、別のファイルを開いてしまうと、入力した内容が消えてしまうことがあります。安全にデータを残すためには、「保存」がとても重要です。

以下は、メモ帳のファイルを新しく保存する手順です。

  1. 画面上部の「ファイル」メニューをクリック
  2. 「名前を付けて保存」を選択
  3. ファイル名と保存場所を指定し、ファイルの種類は「テキスト文書(.txt)」のままでOK
  4. 「保存」ボタンをクリック

そして、保存先をうっかり忘れた場合に備えて、自動保存機能を知っておくと便利です。これにより、編集中の内容が一定のタイミングで自動的に保存されます。

例えば、ファイル名を付けずにメモ帳を閉じた場合でも、次回メモ帳を起動すると「無題」としてタブが復元され、内容も残ります。

保存形式の違い

メモ帳でファイルを保存するとき、「ファイルの種類」を選ぶ欄があります。

ここでは主に次のような形式が選べます

形式拡張子主な用途特徴
テキスト文書.txt一般的なメモや文章の保存シンプルで読み込みやすい、ほとんどのアプリで開ける
全てのファイル*.*拡張子を自分で指定する場合自作の拡張子やスクリプトにも対応
ログファイル.log日付付きメモ・記録用途開くたびに自動で日時が追加される(ログ機能)
バッチファイル.batプログラムやコマンド操作中・上級者向け、自動処理やシステム制御に使用

ほとんどの人は「テキスト文書(.txt)」で十分です。

パソコンやスマホ、クラウドでも開ける互換性の高い形式なので、何か特別な理由がない限りは .txt を選びましょう。

初心者は.txt形式で十分です。

文字コードの変更が必要な場合は、「保存」画面下の「エンコード」欄も選べます。

しかし、Windowsの初期設定では、拡張子(.txtなど)が表示されていないことがあります。

その場合、「エクスプローラー」→「表示」→「表示」→「ファイル名拡張子」にチェックを入れると見えるようになります。

.log形式はちょっとユニークで、メモ帳でそのファイルを開くたびに自動的に日時が記録されます。日記や作業記録など、「いつ書いたか」を毎回記録したいときに便利です。1行目に .log` とだけ書いて保存しておくと、次に開いたときに日付が追記されます。

そして、ビジネスで使う機会が多いであろうPDF形式で保存することも可能です。

もちろんWindowsの標準機能だけでOK!

数クリックでテキストファイルのPDF化が完了します。

ファイルを開くときの注意点

文字化けすることがまれにあります。

これは保存時のエンコード設定と開く環境が一致していないときに起きます。

よくわからない場合は、「UTF-8」エンコードを使うと無難です。

メモ帳を未保存で閉じてしまったときに試したいこと

突然のフリーズや誤操作で、Windowsのメモ帳で書いていた内容が消えてしまった経験はありませんか?

結論から言うと、未保存のメモ帳でも復元できる可能性があります。

私自身、ため込んだアイデアをメモ帳で整理していたところ、Windowsの強制再起動で全文が消えた経験があります。

そんな時にまず試してほしいのは次の確認方法です。

  • 一時ファイル(.tmp)の検索
  • 最近使用したファイル履歴の確認
  • クイックアクセスや自動保存フォルダのチェック

この方法を知っているかどうかで、いざというときの心持がかなり違います。以下の記事を参考にしてください。

Windowsメモ帳の便利な使い方|タブ・ショートカット・自動保存

タブとは、ブラウザのように1つのウィンドウ内で複数のファイルを切り替えて開ける仕組みのことです。Windows11のメモ帳では、この機能がついに標準搭載されました。

たとえば、ブログの下書き、キーワードリスト、公開済み記事のメモをそれぞれタブに分けて管理すれば、画面の切り替えなしで一括編集できます。

そこでこの章では、特に便利と感じる「タブ機能」「ショートカットキー」について、初心者でもすぐ使いこなせるようにわかりやすく解説していきます。

【タブの基本操作】

Windows11のメモ帳には、「複数のファイルを1つのウィンドウで開けるタブ機能」が追加されました。

まるでWebブラウザのように、ひとつの画面で複数のテキストを整理できるので、作業がとてもスムーズになります。

方法1:画面上の「+」ボタンをクリック
メモ帳の上部、すでに開いているタブの右側に「+」マークがあります。クリックすると、新しい空のタブが開きます。

方法2:ショートカットキー(Ctrl + N)を使う
キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「N」を押すと、新規タブが開きます。

タブを切り替える方法

複数のタブが開いている状態では、簡単にタブ間を行き来できます。

方法1:マウスでタブをクリック
上部のタブバーから、表示したいファイル名のタブをクリックするだけです。

方法2:ショートカットキー(Ctrl + Tab)で順番に移動

  • Ctrl + Tab:右方向にタブを切り替え
  • Ctrl + Shift + Tab:左方向にタブを切り替え

この方法は、キーボード操作で効率的に作業したい人に便利です。

タブを閉じる方法

方法1:タブ右の「×(バツ)」マークをクリック
各タブの右側にある「×」をクリックすると、そのタブだけが閉じられます。

方法2:ショートカットキー(Ctrl + W)を使う
キーボードの Ctrl + W を押すと、現在アクティブなタブを閉じることができます。

タブ操作時の注意点

  • 保存していないタブを閉じると、保存確認のダイアログが表示されます。
     うっかり「保存しない」を選ぶと、内容は失われますので注意しましょう。
  • タブが多くなると、タブバーに収まりきらないことがあります。
     その場合は、矢印アイコン(スクロール)やキーボードで切り替えを行うとスムーズです。
  • タブの順番はドラッグで並び替え可能です。
     長押しして好きな位置に動かすだけで整理できます。

タブを無効化する方法

上記のようにWindows11のメモ帳にタブ機能が追加されて「便利になった」と感じる一方で、タブが不要・使いにくいと感じる方も多いのではないでしょうか?

結論から言うと、Windows11のメモ帳のタブ機能は無効にすることが可能です。

Windows11でメモ帳のタブを無効化する方法には大きく2つあります。

  • 設定アプリでタブ機能を無効化
  • レジストリエディタで完全にタブを無効化(非推奨

ただし、レジストリエディタを使う場合は設定を間違うと、最悪、パソコンが起動しない危険性があるため、本記事では非推奨です。

タブの無効化についてはこちらの記事をどうぞ。

作業スピードが激変!便利なショートカット一覧

キーボードのショートカットを使うと、マウスに持ち替える時間を省けて作業がぐっと早くなります。

以下に、よく使う便利なショートカットをまとめました。

操作内容ショートカットキー
新規作成Ctrl + N
上書き保存Ctrl + S
元に戻す(Undo)Ctrl + Z
コピーCtrl + C
貼り付けCtrl + V
すべて選択Ctrl + A
検索Ctrl + F

初心者の方はまず「Ctrl + C(コピー)」や「Ctrl + V(貼り付け)」から覚えるとよいでしょう。

本ブログではより詳細なショートカット一覧をご用意しています。ぜひご活用ください。

メモ帳をカスタマイズする使い方|フォント・色

Windowsのメモ帳はシンプルな設計が魅力ですが、実はフォントや文字サイズ、表示スタイルなどをカスタマイズすることも可能です。

とくにWindows11では、「ダークモード」など、目に優しい表示設定も選べるようになりました。

自分に最適なフォントが見つけるためには、以下のポイントに注目するとよいでしょう。

  • 文字間隔や行間が適度に保たれているフォント
  • ゴシック体やサンセリフ体
  • 画面上でのコントラストや描画の鮮明さ

ちなみに、 メモ帳の初期状態のフォントは「MSゴシック」です。

ここでは、見やすさや使いやすさを自分好みに整える方法と、物足りないと感じた人向けに「代替アプリ」も紹介します。

フォントや文字サイズを変更する方法

文字が小さくて読みにくいと感じる方は、まずフォントとサイズの調整から始めましょう。

  1. メモ帳を開いた状態で、画面右上の歯車アイコンをクリック
  2. 「フォント」を選択
  3. フォント一覧から好きな書体を選び、文字サイズを調整
  4. プレビューで確認し、「OK」で決定
フォント名特徴
メイリオ見やすく、Windows標準で使いやすい
Consolas(等幅)プログラミングやコマンド系の書式に便利
游ゴシック柔らかく読みやすい日本語フォント

ちなみに、フォントを「游明朝」に変更するとこんな感じになります。

印象がだいぶ変わりますね。

上図のようにWindowsメモ帳のフォントを変更するのは、思ったよりもずっと簡単です。

メモ帳の背景色・表示テーマを変更(ダークモード対応)

Windows11のメモ帳では、背景色や文字色などの表示スタイルを「ライトテーマ」「ダークテーマ」に切り替えることができます。

これはパソコン作業中の目の疲れを軽減したり、見やすさを調整するのにとても役立ちます。

また、Windowsのシステム設定に連動させて、自動で切り替えることも可能です。ここでは、各テーマの特徴と設定方法、注意点をわかりやすく解説します。

テーマ名特徴こんな人におすすめ
ライトテーマ白背景+黒文字の標準的な表示。明るく読みやすい昼間や明るい部屋で作業する人
ダークテーマ黒背景+白文字。目に優しく、夜でも見やすい夜間作業が多い、目が疲れやすい人
システム設定に従うWindows全体のテーマ設定に合わせて自動切り替え昼夜で使い分けたい人、常に統一表示が良い人

テーマの変更手順

  1. メモ帳アプリを開きます
  2. 右上の「歯車アイコン(設定)」をクリックします
  3. 設定画面が開いたら、「アプリのテーマ」という項目を探します
  4. 「ライト」「ダーク」「システム設定に従う」のいずれかを選択
  5. 選択した瞬間から、背景と文字の色が即座に変更されます(再起動不要)

メモ帳自体には背景色や文字色を自分で自由に細かく指定する機能はありません(例:背景を水色にするなどは不可)。

また、テーマの設定はアプリごとに個別に反映されるため、「メモ帳だけをダークに、他のアプリはライトにする…」といった使い分けも可能です。

より詳細な内容については、メモ帳をダークモードにする方法をご覧ください。

メモ帳に行番号を表示させる2ステップ

コードの確認やログのチェックをしていると、「○行目はどこ?」 とメモ帳の行番号を表示したくなるケースがあります。

メモ帳を開き、上部メニューバーから「表示」をクリック。

メモ帳の行番号を表示

「ステータスバー」にチェックを入れてください。

メモ帳の行番号を表示

すると、左下に現在の行番号・列番号が表示されます。

表示される余地詳細な情報については、《 メモ帳で行番号を表示できない?たった2ステップでOK 》をご覧ください。

「メモ帳では物足りない」と感じたら…代替テキストエディタの紹介

Windows標準のメモ帳に慣れてきたころ、「もっと機能がほしい」「文字の色を変えたい」「タブで複雑な作業をしたい」などの欲も出てきます。

そんな方には、以下のような無料&高機能な代替アプリを厳選しました(私はサクラエディタを20年ほど愛用しています)。

アプリ名特徴
Notepad++プラグイン豊富、自動保存・バックアップ対応
TeraPad軽量で日本語環境に強い、自動保存なし(別ツールと併用可)
Visual Studio Code高機能・多機能。コードや文章の編集にも最適
サクラエディタマクロや高度な検索、ログの自動保存可

個人的にはサクラエディタ推しですが、どれを使っても間違いないものばかりです。

FAQ:「Windows11 メモ帳の使い方」に関するよくある質問

ここまでは具体的なメモ帳の使い方を一通りお伝えしてきましたが、ここではおさらいも兼ねて、細かい疑問や迷いやすいポイントをいくつか紹介します。

FAQ形式でまとめていますので、ぜひご覧ください。

メモ帳で書いた内容は、自動的に保存されますか?

一部の環境では自動保存されますが、基本は手動保存が必要です。
Windows11の最新バージョンでは、一時的な自動保存機能が働く場合もありますが、完全に保存されるわけではありません。大切な内容はこまめに「Ctrl + S」で保存しましょう。

基本的な保存方法と自動保存 ≫

メモ帳で使えるショートカットキーの一覧を確認したいのですが、どこにありますか?

メモ帳自体には一覧表示機能はありません。以下のリンクをクリックすると、ショートカットキーの説明箇所にジャンプします。Ctrl + S(保存)Ctrl + Z(元に戻す)Ctrl + F(検索)などの基本操作を覚えておくと便利です。

便利なショートカット一覧 ≫

メモ帳の背景色を青や緑など、好きな色に変えることはできますか?

標準のメモ帳では「ライト」「ダーク」の2種類のみです。細かい色のカスタマイズはできません。色を自由に変えたい場合は、「Notepad++」などの代替アプリを使うのがおすすめです。

メモ帳の背景色・表示テーマを変更 ≫

間違ってタブを閉じてしまった場合、復元することはできますか?

基本的には復元できません。保存前のタブを閉じると、自動保存を設定していても内容が失われます。タブを閉じる場合は必ず、Ctrl+Sで保存してからにしてください。

メモ帳で複数のウィンドウを同時に開くことはできますか?

はい、可能です。タブ機能を使えば1つのウィンドウ内で複数のファイルを開けますし、Shiftキーを押しながらメモ帳アイコンをクリックしたり、メモ帳を複数起動することで、別ウィンドウとして複数表示することも可能です。

メモ帳に画像や表を挿入できますか?

いいえ、できません。メモ帳は純粋なテキストエディタなので、画像や表などの装飾機能はありませんが、リストの挿入は可能になりました。

もし、表やレイアウトを扱いたい場合は「Word」や「OneNote」のようなリッチテキスト対応のアプリをご利用ください。

メモ帳の文字が小さくて読みにくいです。ズーム機能はありますか?

はい、Ctrlキーを押しながらマウスホイールすることで拡大・縮小が可能です。また、フォントサイズを変更することで見やすくできます。

フォントや文字サイズを変更する方法 ≫

メモ帳で作ったファイルをスマホでも開けますか?

はい、.txt形式で保存すれば、スマホでも簡単に開けます。GoogleドライブやOneDriveに保存しておけば、AndroidでもiPhoneでも標準のメモアプリや無料のテキストエディタで閲覧可能です。ただし、文字コードの違いで一部文字が表示されない場合もあるため、UTF-8形式での保存がおすすめです。

メモ帳が見つからないのですが、削除されたのでしょうか?

いいえ、通常は削除されません。検索機能を使って探してみてください。スタートメニューの検索ボックスに「メモ帳」と入力するか、「すべてのアプリ」から探すことで起動できます。万が一アンインストールされていた場合でも、「Microsoft Store」から再インストール可能です。

Windows11 メモ帳の使い方まとめ|初心者でも今日から使いこなせる!

ここまで、Windows11のメモ帳の使い方について、基本操作から便利な機能、カスタマイズ方法や代替アプリの紹介まで、幅広く紹介してきました。

Windowsメモ帳は、余計な機能がなく誰でも気軽に使えるシンプルなツールです。だからこそ、シニア世代の生活に自然となじみ、「思いついたときにすぐ残す」「必要な情報を整理する」といった日常の基本動作を支えてくれます。

はじめは「ただのメモアプリでしょ?」と思っていた方も、きっと今は「意外と便利じゃん!」と感じていただけたのではないでしょうか。

本記事のおさらい

  • 起動・入力・保存の基本操作
     → スタートメニューや検索バーからすぐに開けて、テキストを入力・保存も簡単。拡張子の違いもわかれば安心です。
  • タブ機能・ショートカット・自動保存の活用
     → タブで複数のメモを整理、よく使う操作はショートカットで時短。自動保存のおかげでうっかりミスも防げます。
  • フォントやテーマを変えて自分好みにカスタマイズ
     → ライト/ダークモードやフォントサイズを調整するだけでも、作業のしやすさが大きく変わります。
  • 物足りないときの代替アプリも紹介
     → Notepad++やサクラエディタなど、用途に応じた乗り換えもおすすめです。

俳句や日記といった趣味の時間にも、町内会の議事録や回覧板の下書きといった実用的な場面にも、さらには買い物リストや通院メモなど暮らしの細かな部分にも、メモ帳は柔軟に対応できます。

「俳句作りや町内会の議事録作成にも!」 というタイトルの通り、使い方は本当にあなた次第。小さな習慣としてメモ帳を取り入れることで、忘れ物が減り、暮らしの安心感が増し、日々の楽しみが広がっていきますよ!

Windowsの便利機能で遊ぶのは、テレビを観るより楽しいですよ!

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