Windowsメモ帳のフォントは、自分好みに変更できます。
Windowsのメモ帳にはフォントの種類・サイズ・スタイルを変更する機能が標準で備わっており、操作もとてもシンプル。
そのため、数ステップで「見やすいフォントに変えたち、文字のサイズを調整が可能です。
初期設定のフォントでは文字が小さくて見づらい、好みのフォントじゃないと感じている方にこそ、ぜひ知っておいてほしい基本操作です。
- Windowsメモ帳のフォントを変更する手順
- フォントサイズやスタイルを好みに合わせて設定する方法
- 見やすく快適に使うためのおすすめフォント例
- フォント変更が反映されないときの対処法
私も以前、ブログ記事の下書きをメモ帳でしていたのですが、デフォルトのフォントが小さくて目が疲れてしまい…。
思い切って「メイリオ」の太字+サイズを大きめに設定してみたところ、驚くほど読みやすくなり、作業効率が上がりました。
この記事では、その手順を丁寧に解説していきます。
もし、メモ帳の使い方に迷ったら、まずはWindowsメモ帳の使い方 完全ガイドで基本操作と全体像をチェックしておくと安心です。


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Windowsメモ帳のフォントを変更する方法
自分に最適なフォントが見つけるためには、以下のポイントに注目するとよいでしょう。
- 文字間隔や行間が適度に保たれているフォント
- ゴシック体やサンセリフ体
- 画面上でのコントラストや描画の鮮明さ
ちなみに、 メモ帳の初期状態のフォントは「MSゴシック」です。

このフォントを「游明朝」に変更するとこんな感じになります。

印象がだいぶ変わりますね。
上図のようにWindowsメモ帳のフォントを変更するのは、思ったよりもずっと簡単です。
メモ帳を開いて画面右上の設定アイコンをクリック

フォント
をクリック

ファミリ
をクリックしましょう。
なお、ここではフォントファミリの他にもスタイルやサイズを変更可能です。

様々なフォントが表示されるので、お好きなものを選んでください。

なお、画面に表示しきれないフォントは▲
ボタンを押すと選択できるようになります。

設定の保存ボタンはありません。フォントを選択したらそのまま編集画面に戻ってください。
そうすると、フォントの変更が反映されています。

なお、フォント変更と一緒に、画面表示をダークモードにすることで視認性がさらにアップします。
適用される範囲と注意点
フォント設定は、現在開いているメモ帳全体に適用されます。
新規ウィンドウを開いても、最後に設定したフォントが引き継がれます。
ただし、一部の特殊文字や絵文字は、選んだフォントによっては表示されない場合がありますのでご注意ください。
Windowsメモ帳におすすめのフォント【作業効率アップ!?】
フォントを選ぶ際は、用途(プログラミング、読書、印刷)や視認性を考慮することが重要です。
以下では、日本語と相性が良く、視認性に優れたフォントをタイプ別に紹介します。
目に優しいフォントはどれ?長時間作業でも疲れにくい選び方
長時間のデスクワークやライティングにおいては、フォントの選び方次第で目の疲れが大きく変わります。
以下のポイントに注目しましょう。
文字間隔や行間が適度に保たれているフォント | 視線の移動がスムーズになり疲労を軽減 |
---|---|
ゴシック体やサンセリフ体 | 輪郭がはっきりしていて目に優しい傾向(例:メイリオ、Noto Sans JPなど) |
画面上でのコントラストや描画の鮮明さ | ユニバーサルデザインフォントは視認性が高い(例:BIZ UDゴシックやRounded M+など) |
文字サイズもポイントで、8〜10ポイントではなく11〜12ポイント以上を使うと読みやすさが格段に向上します。
ディスプレイの解像度や自分の視力に合わせて、最も快適に読めるフォントとサイズを選ぶことが重要です。
等幅フォント(プログラミングや表の作成に最適)
Consolas:英数字のバランスが美しく、プログラミング向け。

Meiryo UI:日本語が崩れず、全体的に整った印象。

アクセシビリティ&高コントラストフォント
BIZ UDゴシック:高齢者や視覚障がい者にも配慮された設計。

Noto Sans JP:多言語対応で、文字化けリスクを最小限に。

可読性重視フォント(長文や一般的な使用に)
游明朝:落ち着いた印象で、文書作成にも最適。

Yu Gothic UI:Windows 10以降で標準搭載、モダンで読みやすい。

メモ帳のフォントに関するよくあるトラブルと解決法
メモ帳でフォントを変更しても、以下のような不具合が起こることがあります。
困ったときの参考にどうぞ。
フォントを変えたのに表示されない・一部文字が変わらない
Windows設定の「フォントのプレビュー」で、対応している文字を確認できるので確認してみてください。

そのうえで、よくある症状とその対応策を確認してみましょう。
- ■ フォントが全体に適用されず、一部の文字だけ異なる
-
選択したフォントがすべての文字セットに対応していない
- ■ 特殊文字や絵文字が□や記号に化ける
-
対象フォントにグリフ(文字の具体的な形)が存在しない
メモ帳フォントカスタマイズ
通常、メモ帳のフォント設定はレジストリを編集することでデフォルト状態を変更可能です。
ただし、レジストリの編集はWindowsシステムに影響を及ぼします。
設定を誤るとパソコンが立ち上がらなくなります。知識のない場合はやめておいた方がよいでしょう。
そのかわり、メモ帳の代替アプリ(Notepad++など)との使い分けが便利です。
無料でダウンロードできて柔軟なフォント設定かつ高機能なのでプログラミングにも活用できます。
実践チャレンジ:Windowsメモ帳のフォントを変更する方法

読んだだけで終わらせない!
ここからは、この記事の内容を実際に自分のパソコンで試してみる小さな実践課題1~2を用意しました。
各チャレンジには、詳しい解説セクションへのジャンプリンクも設けています。
わからない場合はクリックで該当箇所の説明部分にすぐ戻って確認できます。
チャレンジ1:今すぐフォントを変えてみよう!
目的:基本的なフォント変更操作を体験し、メモ帳の視認性を向上させる。
やり方:
- メモ帳を開く
- 上部メニューの「書式」→「フォント」を選択
- 「メイリオ」または「Yu Gothic UI」を選んで、サイズを「12pt」以上に設定
- OKを押して、文字の見やすさをチェック!
(該当箇所にジャンプ→)Windowsメモ帳のフォントを変更する方法 ≫
チャレンジ2:お気に入りフォントベスト3を見つけよう
目的:用途や好みに合ったフォントを試すことで、自分にとって最適な組み合わせを見つける。
やり方:
- 以下のフォントを順番に試して比較してみよう:
- Consolas(等幅でコーディング向き)
- Yu Gothic UI(現代的で見やすい)
- 游明朝体(読みやすさ&上品さ)
- それぞれの見た目・サイズ感・使い心地をメモに残す
- 一番しっくりくるフォントを「お気に入り」としてメモ帳の起動時に設定(手動)
(該当箇所にジャンプ→)Windowsメモ帳におすすめのフォント ≫
よくある質問(FAQ):Windowsメモ帳のフォントを変更する方法

ここまでは具体的な方法を一通りお伝えしてきましたが、その他にも細かい疑問や迷いやすいポイントがいくつかあります。
そこで以下では、よくある質問をFAQ形式でまとめました。
- Windowsメモ帳のフォントを変更しても、一部の文字だけ変わらないのはなぜ?
-
、選んだフォントが特定の文字種(たとえば漢字や記号)に対応していないことが考えられます。その場合、OS側が自動で代替フォントに置き換えるため、見た目が統一されないことがあります。全体を統一したい場合は、Unicode対応の等幅フォントを選ぶのがおすすめです。
- フォントを変えたのに、保存して再度開いたら元に戻っているのはなぜ?
-
メモ帳は「表示フォントの設定」をアプリ全体で保持していますが、一時的に変更しただけでは保存されないことがあります。設定を維持したい場合は、メモ帳を一度終了して再起動すると変更が適用されているか確認できます。
- メモ帳で日本語が文字化けして読めないのですが、どうすればいい?
-
文字化けの原因は主に文字コード(エンコード形式)の不一致です。たとえば、UTF-8で保存されたファイルをShift-JISで開いた場合、正しく表示されません。メモ帳で開く前に、右下のエンコードを「UTF-8」や「ANSI」に切り替えてみてください。
- おすすめフォントをメモ帳に追加したいのですが、どうすればいいですか?
-
Windowsにフォントを追加するには、.ttfまたは.otf形式のフォントファイルをダウンロードしてダブルクリックし、「インストール」ボタンを押すだけで完了です。インストール後、メモ帳の「書式」→「フォント」から選択できるようになります。ただし、信頼できるフォント配布サイトから入手しましょう。
- フォントを変更すると印刷にも影響する?
-
Windowsメモ帳では、画面上で見えている文字のフォントとサイズが、そのままプリンターでも再現されます。しかし、日本語フォントの一部(例:游ゴシックなど)は、印刷品質がやや劣る場合があるため、印刷重視なら「MS ゴシック」「メイリオ」などがおすすめです。
まとめ:Windowsメモ帳のフォント設定で作業環境を快適に!

この記事では、基本的な設定方法から、おすすめフォント、よくあるトラブルの対処法、さらに上級者向けのカスタマイズ方法まで、幅広く解説しました。
Windowsメモ帳のフォントを自分に合ったものに変更するだけで、作業効率や視認性は大きく向上します。
特に、等幅フォントや日本語に最適化されたフォントを使うことで、読みやすさと快適さが格段にアップします。また、文字化けやフォントが反映されないといった問題も、正しく対処すれば簡単に解決できます。
とはいえ、私のようにあまりにこだわりすぎると、時間を無駄に過ごしてしまうので注意です!
以下の点に着目して、「ちょっと違うな」と感じたらそのときにまた選びなおしてください。
- 文字間隔や行間が適度に保たれているフォント
- ゴシック体やサンセリフ体
- 画面上でのコントラストや描画の鮮明さ
メモ帳をもっと便利に使いこなしたい方には、使い方の総合ガイドをご用意しました。
保存・編集・表示変更・PDF変換など、よくある操作がこれ一つで全部わかります。


ぜひ一度、Windowsの標準機能を使ってみま専科?