
この記事のポイント!
- メモに何文字書いたかわかる方法はありますか?
- メモ帳には文字数カウント機能はありますか?
「あ、また文字数オーバー…」
SNS投稿や簡単なメール、学校の課題でサクッと文章を書き終えた後、思わず頭を抱えること、ありませんか?
特にPCにあまり慣れていないうちは、「文字数カウント」と聞くと、なんだか難しそうな専門ソフトが必要そう…と思ってしまいがちですよね。
私も昔はそうでした。初めてブログ記事を書いた時、インターネットで「文字数カウント」と検索して、なんだか複雑そうな外部ツールばかりが出てきて、戸惑った記憶があります。
結局、書いた文章をWordに貼り付けて確認したり、手作業で数えたり…と、やたら時間がかかってしまったんです。
しかし実は、Windowsに標準で搭載されている「メモ帳」には、文字数カウント機能がひっそりと隠されているんです。
しかも、わざわざ設定をいじらなくても、ほとんどのWindowsユーザーならすぐに使えます。
本記事では、PC初心者さんでも迷うことなく、メモ帳で文字数カウントする方法を徹底解説します。
もう「文字数オーバー」で悩む必要はありません。一緒に、メモ帳の秘めたるパワーを最大限に引き出していきましょう!


管理人紹介
当ブログの管理人「まちだ」です。
- 電機メーカーの元SE
- ウェブ解析士
- Google アナリティクス認定資格
パソコンが苦手な人にも興味を持ってもらえるような記事作成がモットーです。
メモ帳に待望の文字数カウント機能!SNSの投稿作成にも便利
Windowsのメモ帳の文字数カウント機能といっても、使うにあたって何も設定する必要はありません。
文字を入力すると、メモ帳のステータスバーに文字数が自動的に表示されます。
たとえば、Ctrl + A
ですべての文字を選択すれば、ステータスバーに全文字数が表示されます。


また、部分的に選択すれば、選択されている文字数だけをカウントしてくれる親切設計です。


ステータスバーが表示されない場合
人によってはメモ帳のステータスバーが表示されていないこともあるかもしれません。


そんな場合はメニューの表示
をクリックしてください。


ステータスバー
にチェックを入れるとステータスバーが表示されます。


メモ帳に文字数カウント機能が追加された背景と利便性
昔からWindowsのメモ帳を使っている方の中には、「あれ?いつの間にか文字数カウント機能がついてる!」と驚いた方もいるかもしれません。
以前のメモ帳は、本当にシンプルなテキストエディタで、文字の装飾はもちろん、文字数を数える機能もありませんでした。
ちょっとしたメモを取るには十分だったんですが、SNS投稿の下書きをしたり、短文のメールを作成したりする際に「あと何文字書けるかな?」と気になることがよくありました。
そんな時は、わざわざ別の文字数カウントツールを開いたり、Wordに貼り付けたりと、ひと手間かける必要があったんです。
しかし、少し前のWindowsアップデートによって、バージョン11.2311.29.0のメモ帳からこの便利機能が標準搭載されました。
この変更によって、以下のような利便性が生まれました。
- 手間なく瞬時に確認できる: メモ帳を開くだけで、いつでも文字数が表示されるので、別のツールに切り替える手間がなくなりました。
- 作業の中断が減る: 文章作成中に文字数が気になっても、視線を少し動かすだけで確認できるため、集中力を保ちやすくなります。
- 余計なソフトのインストールが不要: セキュリティ面が心配な外部ツールや、PCの動作を重くする可能性のあるソフトをインストールする必要がなくなりました。
このように、メモ帳の文字数カウント機能は、私たちの日常的なPC作業をよりスムーズで効率的なものにしてくれる、まさに「かゆいところに手が届く」アップデートだったと言えるでしょう。
まだ古いメモ帳を使っている方へ!文字数カウントの代替策
もしもあなたのメモ帳に、まだ文字数カウントの機能が見当たらない場合、お使いのWindowsのバージョンが古かったり、アップデートが適用されていなかったりする可能性があります。
でも大丈夫です!
そんな場合でも、メモ帳の文章の文字数を手軽に数える方法はいくつかあります。
手軽なのはオンラインの文字カウントサイトかOfficeソフトの活用です。
しかし、私は個人的にオンラインの文字カウントサイトは信用していません。また信頼できるサイトだとしても、個人情報や機密性の高い文章を貼り付けないようにしましょう。
公開しても問題ない文章に利用するのが安全です。
そしておススメは、WordやExcel、Googleドキュメントでの文字数カウント方法です。
各ソフトには、強力な文字数カウント機能が備わっています。
- Microsoft Word: 文章を選択し、Word画面下部のステータスバーに表示される「文字数」をクリックすると、詳細な文字カウントダイアログが開きます。また、「校閲」タブの中にも「文字カウント」ボタンがあります。
- Microsoft Excel: 特定のセルに入力された文字数をカウントしたい場合は、「LEN関数」を使います。例えば、A1セルに入力された文字数を数えたい場合は、別のセルに
=LEN(A1)
と入力します。 - Google ドキュメント: メニューバーの「ツール」から「文字カウント」を選択すると、文字数、単語数などが表示されます。
これらのツールは多機能ですが、メモ帳の「ちょっと確認したい」というニーズには少し大げさかもしれません。状況に応じて使い分けましょう。
重ねて言いますが、個人情報や機密性の高い文章を貼り付けないようにしましょう。
知っておくと便利!メモ帳の知られざる活用術
文字数カウント機能が加わって、さらに便利になったメモ帳ですが、実は他にも知られざる便利な使い方がたくさんあります。
ここでは、PC初心者さんでもすぐに活用できる、メモ帳の隠れた才能をいくつかご紹介しましょう。
大量のテキストもサクサク!「メモ帳」の高速起動と軽快動作
なぜメモ帳はこんなにも軽快に動作するのでしょうか?その秘密は、メモ帳が「プレーンテキストエディタ」という、非常にシンプルな構造のアプリケーションだからです。
- 装飾が一切ない: 文字の色やフォント、太字・斜体などの装飾機能がありません。そのため、余計な情報を処理する必要がなく、高速に起動します。
- ファイルサイズが小さい: 装飾データを含まないため、作成されるテキストファイルのサイズも非常に小さく、PCのストレージを圧迫しません。
この軽快さのおかげで、メモ帳はPCのスペックに左右されず、どんなPCでもストレスなく使えます。
ブラウザがフリーズした時や、他のソフトが重い時でも、メモ帳だけはサクサク動いてくれる、そんな頼れる存在なのです。
ちょっとしたメモや、一時的な文章の保管場所として、ぜひ活用してください。
ファイルのちょっとした編集にも!拡張子の関連付けと開き方
メモ帳は、単なるメモ書きだけでなく、特定の種類のファイルを編集する際にも役立ちます。
特に、Webサイトの作成に使われるようなシンプルなプログラミングコードや、設定ファイルなどを開いてちょっとだけ内容を確認・修正したい場合に便利です。
【メモ帳で開けるファイルの例】
.txt
(テキストファイル).html
(HTMLファイル – Webページの構造を記述).css
(CSSファイル – Webページの見た目を記述).js
(JavaScriptファイル – Webページに動きをつける).log
(ログファイル – プログラムの動作記録など)
通常、これらのファイルはそれぞれの専門のソフトで開かれるように設定されていますが、メモ帳で開くことも可能です。
方法は、開きたいファイルを右クリックしてプログラムから開く
を選択し、その中からメモ帳
を選べばOKです。
メモ帳で効率アップ!文字数カウントを活用するシチュエーション
メモ帳の文字数カウント機能は、普段のPC作業の様々な場面で役立ちます。
具体的なシチュエーションをいくつかご紹介しますので、ぜひ自分の使い方に取り入れてみてください。
SNS投稿の文字数制限に対応!短いメッセージを作成する際
XやInstagramなど、SNSにはそれぞれ投稿できる文字数に制限があります。
特にXは短文での情報発信が基本なので、文字数オーバーは日常茶飯事です。
そんな時、メモ帳で下書きをして文字数をリアルタイムで確認すれば、文字数制限を気にせず伝えたいメッセージを整理できます。
ギリギリまで文字数を調整して、効率的な投稿作成に役立てましょう。
学校やビジネスでの文書作成!レポートやメールの下書き
「レポートの要約は200字以内」など、学校の課題やビジネスシーンでは文字数制限のある文章を作成する機会が意外と多いものです。
メモ帳で下書きを作成し、文字数を意識しながら文章を推敲することで、規定の文字数に収める練習にもなります。
また、重要なメールの本文や件名を事前にメモ帳で確認すれば、誤字脱字や不要な表現を減らし、よりプロフェッショナルな印象を与えることができます。
プログラミングやコード記述時の文字数チェック
プログラマーやWebデザイナーの方も、メモ帳の文字数カウント機能を活用できます。
- コメントの文字数制限: コード内のコメントに文字数制限がある場合、メモ帳で下書きすることで確認できます。
- 特定のコードブロックの長さ: 特定の処理を記述したコードの行数や文字数を確認したい場合に、選択範囲の文字数をカウントする機能が役立ちます。
- 簡易的な設定ファイルの確認: 設定ファイルの内容が長すぎないか、特定の項目が一定の文字数に収まっているかなどをサッと確認できます。
専門的な統合開発環境(IDE)を使うほどではない、ちょっとした確認作業において、メモ帳の軽快さと文字数カウント機能は非常に便利です。
FAQ(よくある質問)
- 半角と全角で文字数のカウントは変わるの?
-
いいえ、メモ帳では半角・全角問わず「1文字」としてカウントされます。例えば、「ABC(全角)」も「abc(半角)」も、それぞれ3文字としてカウントされます。
- 改行やスペースも文字数にカウントされるの?
-
はい、改行やスペース(空白)も「1文字」としてカウントされます。メモ帳の文字数カウントは、目に見える文字だけでなく、改行コード(Enterキーで改行した部分)や、半角・全角のスペースもすべて1つの文字として数えます。
- メモ帳の文字数カウント機能が突然表示されなくなった場合は?
-
メモ帳の文字数カウント機能は、通常、画面下のステータスバーに表示されます。もし突然表示されなくなった場合は、ステータスバーが非表示になっている可能性が高いと思われます。
上記の方法により、ステータスバーを再表示させてください。
まとめ:Windows メモ帳で賢く文字数カウント機能を利用しよう


今回は、Windowsに標準搭載されている「メモ帳」の文字数カウント機能に焦点を当て、その基本的な使い方から、知っておくと便利な活用術、そしてよくある疑問までを幅広くお伝えしました。
もしかしたら、これまで「メモ帳」はただのシンプルなテキストエディタだと思っていた方もいるかもしれません。
しかし、現在のメモ帳はメモ書きだけでなく、SNS投稿の下書きや簡易的なプログラミングコードの確認まで、私たちのPC作業をより効率的かつスムーズにしてくれる隠れた万能ツールへと進化しています。
特に、最新版のWindowsメモ帳に標準搭載された文字数カウント機能は、外部ツールを開く手間を省くことができます。
文字数制限を意識しながら文章を作成する場面では、心強い味方になってくれるでしょう。
この記事を参考に、あなたもぜひ一度、Windowsの標準機能を使ってみま専科?