古い状態のEdgeを利用することは、表示崩れやセキュリティ上の危険性があります。
そのため、Edgeのバージョン確認やアップデート方法を知っておくことは、ムダなトラブルを避けてブラウザを快適に使い続けるための最短ルートです。

どこに確認ボタンやアップデートボタンがあるの?
- Edgeのバージョン確認・アップデート方法の基本手順
- 安全に使い続けるためのチェックポイント
私の母が以前、バージョンが古いまま使っており、動作が重くなって「パソコン壊れた?」と焦って電話してきたことがあります。
アップデートした途端サクサク動き出して事なきを得ましたが、「普段使い慣れていない世代は、バージョンアップの概念がないのかもな…」と感じた瞬間でいs多。
Edgeなどのバージョン確認やアップデート方法は、インターネットを利用するうえでは必須の知識です。
定期的に実行しておきましょう!

管理人紹介
当ブログ管理人の「まちだ」です。
- 電機メーカーの元SE
- UNIX歴5年、Windows歴25年
- 月間100,000PVのサイトを運営
- ウェブ解析士
- Google アナリティクス認定資格
Edge バージョン確認の基本とアップデート方法 | 今すぐチェックできるワザ

Edgeのバージョン確認やアップデート方法は「なんとなく難しそう…」と思われがちですが、実際は数十秒で完了するシンプルな操作です。
最初の2ステップを実行すれば、安全かつ自動で行われます。
最新バージョンかどうかを把握しておくだけで、セキュリティの強化にもつながり、不具合が出たときに原因を切り分ける助けにもなります。
私も以前、Webサイトが正常に表示されず困ったときに、結局“Edgeが古かっただけ”というケースがよくありました。
ここでは、まず“どこを見ればバージョンがわかるのか”“確認ポイントは何か”という基礎を整理しつつ、最速でチェックできる方法をわかりやすくまとめました。
そして、Edgeの便利な機能や設定をマスターするには俯瞰的な視点が欠かせません。そこで、様々な使い方をまとめた特集記事を用意しましたので、「Edgeの使い方メインガイド」をぜひご覧ください。
Edgeのバージョン項目の見方
Edgeのバージョン画面にはいくつかの項目があり、初めて見ると少し戸惑うかもしれません。
主に見ればOKなのはこの2つ:
- バージョン番号(例:124.0.2478.51)
Edgeの大まかな世代を示す数字で、「最新かどうか」を判断する主要項目です。 - ビルド番号(例:Official build)
Edge内部での細かな修正や安定性に関係する情報。通常は深く気にしなくて大丈夫ですが、不具合報告時に必要になることがあります。
バージョン番号は“数字が大きいほど新しい”ので、まずはここをチェックすると状態がひと目でわかります。
Edgeが“最新版かどうか”を判断するポイント
「バージョン番号だけでは最新なのかどうか判断できない…」とご心配の方もいるかもしれません。
しかしご安心ください。
実は、一般的なバージョン確認画面を表示させると、自動的にアップデート処理が実行されます。
この処理が終わって「Microsoft Edge は最新です」 と表示されればOKです。

上図のようにEdgeの再起動が求められることがありますが、そのときはその指示に従いましょう。
「最新です」の表示は最も確実な指標なので、まずはここだけ押さえておけばOKです。
Edgeのバージョン確認とアップデート方法の具体的手順

Edgeのバージョン確認やアップデート方法はたった数ステップで完了しますが、メニューの場所が少し分かりづらいため「どこから操作すればいいの?」と迷いやすいポイントでもあります。
ここでは、初心者でも迷わず確認できるよう手順をまとめましたので、安心してご覧ください。
設定画面からEdge バージョン確認を行う方法
Edgeのバージョン確認は、ほとんどの場合 設定(Settings) から確認できます。
ここが見つけにくいので「アップデート方法がわかりにくい」という声が多いのですが、一度覚えるともう迷わなくなります。
Edgeの右上にある「…」をクリック

「ヘルプとフィードバック」を選択

「Microsoft Edge について」をクリック

これだけで、Edgeのバージョン確認とアップデート方法は完了です。
上記の手順を行うと、下図のような画面が表示されます。赤い下線部分が現在のEdgeのバージョンです。

そして、バージョンが最新でない場合は、自動的に(半ば強制的に)アップデートが行われます。
この処理が終わって↓ のように表示されればアップデート完了です。

いかがでしたか?
2ステップくらいでバージョン確認とアップデートが完了しました。
ぜひやってみてください!
バージョン番号の見方と名称(バージョン/ビルド番号/更新チャネル)
「Microsoft Edge について」画面では、いくつか情報が並んでいます。
- バージョン番号(例:124.0.2478.51)
→ もっとも重要。最新版かどうかを判断する数字。 - ビルド番号(Official build)
→ 開発段階や安定度を示す情報。通常は気にしなくてOK。
無事にEdgeを最新版にバージョンアップしたはいいものの、やはり最新バージョンやこれまでの一覧やリリース予定を確認したくなりますよね。
そんな時は、Microsoft Edge リリース スケジュール を確認してください。
更新が始まらないときの対処法
ときどき更新が動かない・進まないことがあります。
そんなときは以下を試してみてください
- Windowsアップデートが未完了になっていないか
- インターネット接続が安定しているか
- 拡張機能が更新チェックを妨げていないか
- Edgeを再起動してから再度「Microsoft Edge について」を開く
特に Windowsアップデートの保留 はエラーの原因としてとても多いので要チェックです。
Edgeのアップデート方法を手動で行う裏ワザ(自動更新させない方法)

ここまではEdgeのバージョン確認とアップデート方法についてお伝えしてきましたが、唯一の難点は半強制的に自動でアップデート処理が行われることです。
しかし状況によって、手動でアップデートしたい人もいると思います。
実はそれが可能なちょっとした裏ワザがあるんです。この方法であれば、自動アップデートなしでEdgeのバージョンを確認できます。
まず、Winキー+Eキーを同時押ししてください。
フォルダーが表示されたと思います(これは「エクスプローラー」と呼ばれています)。
そして、このフォルダーのアドレスバーに、以下の文字列を入力しましょう(コピペでOKです)。
C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application
下図のように入力出来たらEnterキーを押してください。

そうすると、名前が数字だけになっているフォルダがあります。これが現在のあなたのEdgeのバージョンです。

この方法だと、自動アップデート処理が走らないので、落ち着いてEdgeのバージョン確認ができます。
なかなか便利です。
知っておいて損はないので、ぜひお試しください!
Edgeのバージョン確認やアップデート方法でよくある疑問とトラブル対策

Edgeのバージョン確認自体はシンプルですが、環境によっては「設定画面が開かない」「更新が表示されない」など、さまざまなつまづきが起きることがあります。
ここでは、実際のユーザーが悩みやすいポイントをピックアップし、原因と対処法をわかりやすく整理しました。
「なぜこれだけ進まないんだろう?」と感じている方も、この章を読めばスムーズに進められるはずです。
そして、最新版にすることでセキュリティは強化されますが、日頃の個人情報保護対策としてオートコンプリートを無効化する設定もあわせて確認しておくと安心です。
「このブラウザーは管理者によって管理されています」と表示される場合
企業PCや学校のPCなど、管理者が設定を制御している環境でよく表示されるメッセージです。
この理由として次のような場合が考えられます。
- システム管理者が Edge の更新ポリシーを固定している
- セキュリティ上の理由からアップデートや設定変更が制限されている
- グループポリシーやMDMによって設定がロックされている
つまり、あなたの操作では変更できない部分があるという意味です。
どう対処すればいい?
- 職場・学校のシステム管理者に相談する
- 個人PCの場合は、不正な制限がかかっていないかチェック
→ ウイルス対策ソフトの誤検知で設定をロックしてしまう例もあります
自宅PCで突然この表示が出た場合は、セキュリティソフトが原因である可能性が高いです。
更新を押してもバージョンが変わらない原因
「更新したのに数字が変わらない…?」というケースは意外と多いです。
この理由として次のような場合が考えられます。
- 更新後の再起動が行われていない
- Windowsアップデートが保留状態のまま
- 更新ファイルが一時的に破損している
- Edgeが複数ウィンドウで起動している
どう対処すればいい?
- Edgeを全て閉じて再起動する
- Windowsアップデートを実行する
- PCを再起動してから再度「Microsoft Edge について」を開く
- それでも変わらない場合 → 再インストールで改善することが多い
「再起動忘れ」や「Windowsアップデートが保留状態のまま」は特に多いので、まずそこをチェックしてくださいね。
それでもまだEdgeの動作が重い・表示がおかしいと感じた時は、写真や記録は?Edgeのキャッシュクリア方法を実行したらどうなる?もご覧ください。
よくある質問(FAQ):Edgeのバージョン確認とアップデート方法

ここまでは具体的な方法を一通りお伝えしてきましたが、その他にも細かい疑問や迷いやすいポイントがいくつかあります。
そこで以下では、よくある質問をFAQ形式でまとめました。
💡Edgeを総合的に使いこなしたい方へ
Edge全体の設定や機能の使い方を網羅したメインガイドもあわせてご覧いただくと、よりスムーズな問題解決に繋がります。
- Edgeを手動で最新バージョンにしたい場合は?
-
手動で更新したい場合は、エクスプローラーでパスを指定する必要があります。
詳しくは上記の「Edgeのアップデート方法を手動で行う裏ワザ(自動更新させない方法)」をご覧ください。
- バージョン確認ができない・設定画面が開かないときの対処法は?
-
設定画面が開かない場合は、次の原因が考えられます。
よくある原因:
- 拡張機能の干渉
- プロフィールが破損している
- OS側の設定不具合
- メモリ不足でEdgeが不安定になっている
対処法:
- シークレットモードでEdgeを開く
- 設定画面が開くか確認
- 開けば → 拡張機能が原因
- 開かなければ → PC再起動、または「設定 → リセット」で既定値に戻す
それでも改善しない場合は、Edgeの再インストールが最も確実です。
- Edgeのアップデート方法がグレーアウトして押せない理由は?
-
更新ボタンがグレーアウトする場合は、次のケースが多いです。
原因
- PCが企業管理下にあり、更新権限がない
- Windowsアップデートが保留中
- OS自体が古く、対応バージョン上限に達している
- Edgeが異常終了した後の保留状態になっている
対処法
- Windows Update を最新にする
- PCを再起動する
- 企業PCの場合は管理者に相談
- 最終手段として再インストール
「更新できない=不具合」ではなく、多くは制限やWindows側の問題です。
- 更新チェックをしても「更新プログラムを確認しています…」のまま進まないのは?
-
更新チェックがずっと止まる場合、次のような原因が考えられます。
主な原因
- ネットワークが不安定
- Windowsアップデートの途中処理が残っている
- Edgeの更新サービスが一時停止している
- セキュリティソフトが通信を制限している
対処法
セキュリティソフトの「保護強化モード」を一時オフにする。特に Windows Update との競合は非常に多い原因です。
- PCを再起動する
- 別のネットワーク(スマホのテザリング等)で試す
- Windows Update を完了させる
- Edgeが古いと具体的にどんな問題が起きる?
-
古いEdgeを使い続けると、次のような問題が起こる可能性が高くなります。
起きやすい不具合
- 最新サイトが正しく表示されない
- Webアプリ(ChatGPT、Canva、Gmailなど)が動作不安定になる
- ログインエラーが増える
- 表示速度が落ちる
- セキュリティリスクが高まる(これが一番重大)
古いバージョンはセキュリティリスクが高まりますが、日々のプライバシー保護については、Edgeのプライベートモード(シークレットモード)の設定方法もぜひご覧ください。
特にセキュリティ問題はニュースになるほど多いため、バージョン確認と更新は定期的に行うのがおすすめです。
- Edgeのバージョンが勝手に戻る(ダウングレードされる)のはなぜ?
-
まれに「最新にしたはずなのに、気づいたらバージョンが古く戻ってる…」ということがあります。
考えられる原因
- PCが企業管理下で“特定バージョンに固定”されている
- Windowsの復元ポイントから自動復元が実行された
- 一時的なバグで更新情報が正しく反映されなかった
対策
- 個人PC → Edgeの再インストール
- 企業PC → 管理者に確認(バージョン固定ポリシーの可能性)
- Windows Update を最新にしてから再度バージョン確認
個人利用で勝手に戻る場合は、ほとんどが再インストールで解消します。
まとめ:Edgeのバージョン確認とアップデート方法は“数十秒でできる”

Edgeのバージョン確認とアップデート方法は難しそうに見えて、実は 数十秒で終わるとてもシンプルな作業 です。
最新バージョンに保つことで、表示トラブルや動作の重さが改善されるだけでなく、セキュリティ面でも安心して使えるようになります。
- 「Microsoft Edge について」を開けばバージョンがわかる
- 開いた瞬間に更新チェックが動くので、手動更新も簡単
- 更新できない場合の原因はほとんど決まっている(拡張機能・Windows Update・企業管理など)
- 古いEdgeは表示不具合やセキュリティリスクの元
というように、知っておくだけでトラブル予防にもつながる知識ばかりです。もし今後また困ったときは、この記事に書いた手順を思い出せば大丈夫!
また、Edgeの便利な機能や設定をまとめた総合記事もご用意しています。こちらのメインガイドもぜひご活用ください。
あなたのEdge環境がいつでも快適に使えるよう、ぜひ“定期的なバージョン確認”を習慣にしてみてくださいね。

