Edgeのスタートページ設定を自分好みにカスタマイズすれば、お気に入りサイトへ一瞬でアクセスできて想像以上に便利です。
たとえば、仕事用にニュースや天気、タスク管理サイトを固定しておけば、朝のルーティンがスムーズに。
今、スタートページにストレスを感じているなら、設定を少し見直しただけで作業が気持ちよく始められるようになりますよ。
- Edgeのスタートページの基本設定方法
- おすすめのホーム画面カスタマイズ例
Edgeのスタートページ設定は、仕事効率や情報整理の第一歩。
ほんの数クリックで自分専用の便利なブラウザ環境が作れます。
それではさっそく、具体的な設定方法を見ていきましょう。

管理人紹介
当ブログ管理人の「まちだ」です。
- 電機メーカーの元SE
- UNIX歴5年、Windows歴25年
- 月間100,000PVのサイトを運営
- ウェブ解析士
- Google アナリティクス認定資格
【必読】Edgeのスタートページ設定は人によって認識が違う!
Edgeのスタートページと聞いてみなさんは次のうち、どちらの画面のことだと思いますか?
- Edgeを起動した直後の画面
- ツールバーのホームボタンをクリックした直後の画面


正解は、「1. Edgeを起動した直後」の画面です。
Edgeの設定には「ホームボタン」の設定もありますが、これは「スタートページ」とは別の機能です。

そんな違いがあるとは…
「スタートページ」を設定していない場合、Edgeのスタートページは以下のいずれかに初期設定されています。
- Microsoftのニュースフィードを含むページ:検索窓、ニュース、天気などが表示されるページ。
- 新しいタブページ:シンプルな検索窓と、よくアクセスするサイトへのリンクなどがタイル状に並ぶページ。
- 前回のセッションからタブを開く:前回ブラウザを閉じたときのタブをすべて復元する設定。
「スタートページ」と「ホームボタン」の違い
上記のように、Microsoft Edgeの「スタートページ」とはブラウザを起動したときに最初に表示されるウェブページのことで、毎日チェックするサイト(Google、Yahoo!など)に最速でアクセスでき、時間を節約できます。
| 機能 | 起動するタイミング | 役割 |
| スタートページ | Edgeを起動した直後 | 起動時の表示内容を設定する。 |
| ホームボタン | ホームボタンをクリックした直後 | 「いつもの場所」に戻るためのショートカットを設定する。 |
スタートページをYahoo!やGoogleに設定することで、すぐに情報収集ができるわけです。
本記事ではこのように、上記の「スタートページ」の理解のもと、その設定方法をお伝えしていきます。
Edgeのスタートページ 設定の基本手順
それではさっそく、Microsoft Edgeでスタートページを自分好みに設定する方法をみていきましょう。
まずはブラウザを起動し、右上の「…」をクリックします。

メニュー内の「設定」を選択します。

サイドメニュー内の「スタート、ホーム、新しいタブページ」を選択した後、「サイトの追加」をクリックします。

URLを入力して追加ボタンを押します。

下図のようになっていればOKです。

以上の設定が完了したら、いったんEdgeのウィンドウを閉じた後、再度起動してください。
すると、先ほど入力したURLのサイトが自動的に起動します。
ちなみに、「サイトの追加」は複数登録できます。

たとえば、Yahoo!とGoogleを登録しておくと、Edgeウィンドウを起動したら、この二つが自動的に開きます。

起動時に特定のページを開く設定や、新しいタブをカスタマイズすることでちょっとしたストレスが軽減されて、気持ちよく作業に入れますよ!
さらに、Edge起動時に特定のサイトを開く設定だけでなく、よく使うサイトへのアクセスをデスクトップから一発で開けるショートカット作成術も作業効率化に役立ちます。
そして、Edgeの便利な機能や設定をマスターするには俯瞰的な視点が欠かせません。そこで、様々な使い方をまとめた特集記事を用意しましたので、「Edgeの使い方メインガイド」をぜひご覧ください。
起動時に表示したいページを指定する
「起動時」の項目には、上記の他にも2つの選択肢があります。
それぞれの違いを理解して、自分に合った設定を選んでください。
新しいタブ ページを開く
Edgeの標準的な起動画面です。
ニュース、天気、ショートカットなどが自動表示され、日常的な情報収集に向いています。

前回のセッションからタブを開く
前回ブラウザを閉じたときの状態をそのまま再現します。
作業途中のページをすぐに再開したい場合に便利です。

設定が反映されないときのチェックポイント
設定を変更したのに反映されない場合は、以下を確認してください。
- 拡張機能がスタートページを上書きしていないか
- Microsoftアカウントの同期が有効になっているか
- URLの入力に誤り(http/httpsの違いなど)がないか
これらを確認し、問題があれば一度ブラウザを再起動すると改善することがあります。
Edgeのスタートページ設定で活用できる、便利な応用設定

Edgeのスタートページ設定を使いこなすと、ブラウザをより快適にカスタマイズできます。
ここでは、ホームボタンや新しいタブ、モバイル版の設定方法など、日常的に役立つ応用テクニックを紹介します。
ホームボタンのURLを変更する(ホームページ 設定)
Edgeでは、起動時のページとは別に「ホームボタン」に任意のURLを設定できます。
手順は簡単で、右上の「…」→「設定」→「スタート、ホーム、新しいタブページ」を開き、「ホームボタンの表示」をオンにします。

その下に表示される「ホームボタンをクリックしたときに開くページ」で、好みのURL(例:https://www.google.com)を入力すれば完了です。
この設定をしておくと、どのページを閲覧中でもワンクリックで指定サイトに戻れるため非常に便利です。
新しいタブのレイアウトをカスタマイズする(新しいタブ設定)
ニュース、天気、ショートカット表示を好みに合わせて変更できます。
「レイアウトをカスタマイズしてシンプルな見た目にもできます。

また、起動時の「新しいタブ ページ」に表示される新着ニュースを非表示にする方法を知れば、よりシンプルで集中しやすいブラウジング環境を作れますよ。
Edgeのスタートページ 設定でよくある失敗と対策

edge スタートページ 設定を行っても、意図した通りに動作しないケースは少なくありません。
設定の仕組みを正しく理解していないと、起動時に違うページが表示されたり、複数ページが開かないといったトラブルが起きます。
ここでは、よくある失敗とその対処法を紹介します。
設定したのに起動時に変わらない
スタートページを変更したのに、Edgeを開くとデフォルトのページが表示されてしまう場合があります。
主な原因は「拡張機能」や「同期設定」が影響していることが多いです。
ブラウザの設定を見直すことで、簡単に解決できる場合があります。
拡張機能や同期設定の影響
特定の拡張機能がスタートページを上書きしていることがあります。
一度すべての拡張機能を無効にしてから、設定を再度確認してみましょう。
また、Microsoftアカウントの同期設定が無効になっていると、別の端末の設定が優先されることもあります。
「設定」→「プロフィール」→「同期」で、設定が有効か確認してみてください。
URLの記述ミス・プロトコル違い
入力したURLに「https://」や「/」が抜けていると、Edgeが正しくページを認識できないことがあります。
URLは正確に入力し、コピーペーストする場合も余分なスペースが含まれていないかチェックしましょう。
複数タブを設定したのに1つしか表示されない
複数のページを登録したはずなのに、起動時に1つのページしか開かないというケースもあります。
これは「これらのページを開く」設定の中で、URLの追加が保存されていないことが原因の多くを占めます。
再度設定画面を開き、「新しいページを追加」からURLをひとつずつ登録してください。登録が完了するとリストに全てのURLが表示されます。
モバイルと同期しているが反映されない
スマートフォン版とPC版のMicrosoft Edgeを併用している場合、同期が反映されないことがあります。
このときは以下を確認しましょう。
- 両方のデバイスで同じMicrosoftアカウントにログインしているか
- 同期項目の中で「設定」や「起動ページ」が有効になっているか
- モバイルのEdgeアプリが最新バージョンかどうか
これらを確認・修正した上で、アプリやブラウザを再起動すると、設定が反映されるケースがほとんどです。
Edgeのスタートページ設定のよくある質問(FAQ)

Edgeのスタートページ設定を理解しても、細かい疑問は出てくるものです。
この章では、よく寄せられる質問とその答えをコンパクトにまとめました。
設定の自由度や写真編集への適用可否など、知っておくと役立つ情報ばかりです。
💡Edgeを総合的に使いこなしたい方へ
Edge全体の設定や機能の使い方を網羅したメインガイドもあわせてご覧いただくと、よりスムーズな問題解決に繋がります。
- 起動時に複数のページを同時に開くには?
-
設定 → 起動時 → 「これらのページを開く」を選択し、複数のURLを「新しいページを追加」から登録します。登録したページはリストに表示され、次回以降Edgeを起動した際にまとめて自動で開かれます。
- 起動ページを会社PCやチームで統一できますか?
-
はい、可能です。企業や組織では、グループポリシーやMicrosoft Intuneを利用して、複数端末に同じ起動ページ設定を一括適用できます。社内ポータルや勤怠システムを全員のスタートページに指定すれば、作業効率が向上します。
- 設定をリセットしたいときはどうすれば?
-
設定 → 「設定のリセット」から行えます。これでカスタマイズした起動ページや拡張機能の影響をすべてリセットでき、初期状態に戻せます。
- Edgeを起動したときに空白ページを表示することはできますか?
-
はい、可能です。設定 → 起動時 → 「カスタムサイトを開く」を選び、URL欄に
about:blankと入力してください。これでEdge起動時にまっさらな空白ページが開くようになります。作業に集中したい方や軽快な起動を求める方におすすめです。 - Edgeのスタートページに社内のローカルサイトを設定しても大丈夫ですか?
-
はい、可能です。ただし、ローカル環境(例:
http://intranet/など)にアクセスできるネットワーク内でのみ表示されます。外出先やVPN未接続の状態では開けないため、利用環境に合わせて設定するのがポイントです。
今日の理解度チェック【Edgeのプライベートモード編】

あなたがこの記事を読んで理解できたか、ちょっと確認してみましょう!
ザックリと記事の内容を振り返ることができる内容になっています。
Q1. Edgeでスタートページを設定するには、どの項目を開く必要がありますか?
A. 「プライバシー、検索、サービス」
B. 「起動時」
C. 「ダウンロード」
正解はここをクリック
正解:B
スタートページ(起動時に開くページ)は「設定」→「起動時」から設定します。
ここで「新しいタブ」「前回のセッション」「これらのページを開く」から選択できます。
Q2. スタートページに複数のURLを登録したい場合、どのボタンを使う?
A. 「ページをリロード」
B. 「新しいページを追加」
C. 「レイアウトをカスタマイズ」
正解はここをクリック
正解:B
スタートページ(起動時に開くページ)は「設定」→「起動時」から設定します。ここで「新しいタブ」「前回のセッション」「これらのページを開く」から選択できます。
Q3. 「設定を変えたのにスタートページが反映されない」ときにまず確認すべきことは?
A. ブラウザのテーマカラー設定
B. 拡張機能や同期設定の影響
C. 新しいタブの背景画像
正解はここをクリック
正解:B
拡張機能やアカウント同期が設定を上書きしている場合があります。一度拡張機能を無効にするか、同期設定を見直すことで解決できるケースが多いです。
まとめ:Edgeのスタートページ設定方法はこれ!

Microsoft Edgeのスタートページ設定を活用すれば、作業効率が格段にアップします。
設定の基本は「設定」→「起動時」から、以下の3つのいづれかを選ぶだけです。
- 新しいタブを開く
- 前回のセッションを復元する
- 特定のページ(URL)を開く
自分のスタイルに合ったスタートページを設定して、Edgeを自分好みのブラウザに育てていきましょう。
また、Edgeの便利な機能や設定をまとめた総合記事もご用意しています。こちらのメインガイドもぜひご活用ください。

